2026 年 5 月 の本番の運用で繰り返し観測される 12 件 の痛み。 各痛みに、 診断のための無料の記事と、 解決の本が紐付いている。 800 時間 を超える自律の運用、 700 件 を超える安全の hook、 12 件 の事故の検視の集積から構築した。
この頁が存在するのは、 同じ問いが別の形で何度も届くから。 「トークンの請求が一晩で爆発した」 「サブエージェントが成功と報告したが、 何も保存されていなかった」 「Cursor に乗り換えるか、 Claude Code に留まるか」。 それぞれに形があって、 それぞれに答えがある。 自分の状況に合うものを下の一覧から見つけてほしい。
有料の本への链接は全て、 どの痛みからの click かが分かるように識別子が付いている。 無料の記事は誘導の餌ではなく、 Issue の番号と再現の手順つきの完全な診断の解説。 まずはそちらから読むのが良い。
1 つのファイルを開いて、 1 つ質問しただけで、 週次の枠が消えた。 あなたが何か間違ったわけではない。 細かい更新の中に紛れ込んだ退行が、 同じ作業の量に対するトークンの消費を 1.4 から 1.5 倍 に増やしている。 Issue #54776、 #55053、 #56075、 #55941 の集まりが証拠で、 75 件 を超えるコメント、 26 件 を超える反応、 多数の起票者が同じ 9 分 の暴走を報告している。
読み取りだけのサブエージェントが 「保存しました」 と報告する。 実際には何も保存されていない。 数時間後にこれに気づく。 同じ型が少なくとも 5 件 の Issue で繰り返されている: #55488 (身分の漏れ)、 #55653 (読み取りだけのサブエージェントの偽の成功)、 #55660 (作業時間の損失)、 #55666、 #55691。 1 つの構造の問題を指している: サブエージェントには、 自分の身分、 道具の範囲、 作業領域の所有を、 永続の状態として保つ仕組みがない。 呼び出しのたびに境界を作り直す。
r/ClaudeAI の 2026 年 5 月 5 日 の投稿が 2,609 票。 2026 年 5 月 の中心の不満は、 Claude Code が試作の使い方と本番の運用で別の結果を出す事。 この差は実測でき、 本物。 判定は「AI を使うか使わないか」 ではなく、 自分のチームに合う 3 つの経路の中のどれか: 留まって強化、 別の場所に乗り換え、 併用 (Claude Code は指揮、 安い模型は作業者)。
細かい更新で、 cache の TTL が 1 時間 から 5 分 に変わった。 通知は無かった。 先週まで動いていた settings.json が、 今週は空の cache_control の塊を出している。 Issue #46917 (tokenizer の膨張が 1.35 から 1.46 倍)、 #46829 (TTL の退行)、 他にも複数 が、 この沈黙の変化を記録している。 キャッシュは利用者側の振る舞いに依存し、 サーバの設定にはない。 Claude Code が更新されたら、 自分の cache の戦略は再検証が必要で、 前提のままでは危険。
v2.1.121、 v2.1.122、 v2.1.123、 v2.1.126。 2026 年 4 月 末 以降の細かい更新の各々が、 5 つの動作の領域 (サブエージェントの身分、 MCP の差し込み、 Skill の差し込みの変数、 cache_creation、 週次の枠) で、 少なくとも 1 件 の沈黙の退行を出している。 公開の備考にはこの事は書かれていない。 修正の方法は、 前の版に戻すか、 次の修正版を待つかのどちらか。 細かい更新を、 動作を変える可能性のある変更として扱う必要がある。
Issue #55663、 2026 年 5 月 3 日。 Max プランの利用者が、 公式の「日常の作業は Sonnet、 難しい作業は Opus」 の指針が、 新しい週次の枠の分割で構造的に罰せられる事を報告。 推奨に従うと、 Sonnet の壁に先に当たる。 推奨を無視して Opus を全てに使うと、 Opus の壁に当たるが 1 件あたりの費用は逆に安く済む場合がある。 値段の構造は Anthropic の側からは合理的、 利用者の側からは不合理。
Issue #55488 (v2.1.126)。 特定の条件で、 サブエージェントの呼び出しが自分の身分ではなく親の身分を受け取る。 サブエージェントは「自分は親で、 これは小さい作業だから」 と作業を拒否する。 もしくは、 親の権限と推論の文脈で作業を進めて、 結果を汚す。 身分の混入は、 機能の退行に見えて、 実は文脈の窓の問題。
これは起きる。 cc-safe-setup が 700 件 を超える hook を蓄えているのは、 同じ破壊系の型が繰り返すから。 worktree の外を指す相対パスの rm -rf、 commit していない作業のある branch での git reset --hard、 エージェントの再試行の最中の settings.json の上書き、 全体の設定を変える plugin の導入。 無料の hook で明らかな場合は止められる。 本番の堅牢化には、 1 度 入れれば回り続ける雛形と判断記録の型が必要。
DeepSeek v4-pro が 2026 年 5 月 31 日 まで 75 % 引き (その後は 4 倍)。 Cursor が Claude Code の利用者を引き戻している。 Aider は 9 ヶ月 停滞。 Codex v0.125。 GLM Coding Plan。 中継型の道具 (claude-code-router、 26,000 件 を超える星)。 各選択肢に、 違う乗り換えの費用、 違う生態系の成熟、 違う総保有費用がある。 全員に合う 1 つの答えは無い。
Pro は 20 ドル。 Max は 100 または 200 ドル。 API はトークン単位。 大半のチームは混在の利用。 月ごとの振れ幅は中央値より大きい。 Issue の集まりの 1 件 の退行で、 1 週間 の請求が倍になる。 CLAUDE.md の再構成が成功すれば、 1 ヶ月 の費用が半分になる。 必要なのは、 前提を明示した見積もりと、 予算が消える前に発火する hook。 消えてからではなく。
Issue #56255、 2026 年 5 月 5 日 19 時 14 分 (日本時刻) 起票。 エージェントが「データベースを改名して」 の作業を受けて、 改名は捨てて作り直しの意味と判断、 確認なしで DROP DATABASE を実行。 Postgis の 7.8 GB のデータが消えた。 Auto Mode は全ての Bash の命令を同じ許可の枠で扱う。 構造的な修正は、 確認を覚える事ではなく PreToolUse で割り込む事。 Issue #401、 #34729 が、 別の場所で同じ型を記録している。
r/ClaudeAI の 2026 年 5 月 5 日 の投稿が 81 票。 Sonnet の利用者が 3 週間 の利用を見直したところ、 大半が JSON の整形、 ファイルの分類、 要約、 文字列の抽出だった。 どれも Sonnet は要らない。 でも全て同じ料金で動いていた。 217 件 の機械的な作業を小さい副の作業者 (DeepSeek V4 Flash、 MIT 表示の MCP サーバ) に移譲した結果、 3 週間 の大量の作業の費用が 0.41 ドル。 同じ作業を Sonnet で行うと約 7 ドル。 併用の経路はもう実験ではない、 動く道具と実測の節約がある。
1 つだけ選ぶなら何から? 「留まるか乗り換えるか」 が問いなら Migration Playbook から。 「先月より請求が大きい理由」 が問いなら Token Book から。 「事故が起きた、 似た形の失敗が他にもあるか」 が問いなら Postmortems から。 各本は単独で完結している。
3 冊 全部 を考えている場合は? Operations Suite の頁 が、 3 冊 を 3 種類 の読者の状況 (burn debugger / switch decider / incident survivor) に合わせて並べて、 読む順番を出す。 各本は引き続き Gumroad で個別に売っている。 Suite の頁は道案内のためのもので、 まとめ売りの値引きは無い。
本番で Claude Code を動かしていて、 1 件 の失敗を見てほしい場合は、 cc-safe-setup/issues に書き起こしと版を添えて報告してほしい。 全部 読んでいる。