複数のAIエージェントを同時稼働させるとき、何が壊れるか。800時間の経験から。
Claude Codeは1つのセッションで1つのタスクしか扱えない。コードを書きながらテストを走らせ、ドキュメントも更新する——これを1セッションでやるとコンテキストが膨らみ、トークン効率が悪化する。
解決策は役割分離。実装エージェント、レビューエージェント、テストエージェントに分けて、それぞれが専門の仕事に集中する。
全体方針の決定、優先順位付け、品質判断
コード実装、テスト実行、ドキュメント更新。tmuxで同時稼働
全エージェントに共通の安全制約。rm -rf防止、秘密漏洩防止、トークン制限
最低限必要な安全設定:
npx cc-safe-setup --shield
このコマンドで8個の基本hookが一括インストールされる。マルチエージェント環境では全てのエージェントが同じhookを共有する(~/.claude/settings.jsonは共通)。
tmuxの各ペインでClaude Codeを起動。左ペインで実装、右ペインでテスト。send-keysでタスクを投入。
特定のディレクトリにファイルが追加されたら自動でClaude Codeにタスクを投入。inotifywaitで監視。
Claude Code内蔵のAgent toolで並列実行。メインセッションのコンテキストを汚さずに調査・分析を実行。
マルチエージェント協調はまだ発展途上。以下の問題が日常的に発生する:
isolation: worktree の隔離が黙って無効になり、サブエージェントが親の作業コピーを踏んでコミットが別ブランチへ静かに着地する(エラーも警告も出ない)→ worktree 隔離リスクの自己診断(無料・5問)で露出を測るマルチエージェントの前に、まず単体の安全設定を固めよう。複数のエージェントを並列で走らせる段階に進むなら、設定の継承漏れと worktree 隔離のデータ消失まで踏み込んだ専用の一冊が役に立つ。
Hook Selector(無料) 事故防止ハンドブック(¥800) AGENTS.md × Claude Code を両立する5つの方法(¥1,500)