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並列ツールコールの「巻き添えキャンセル」と
それに続く「捏造」を、自分のログから見つける

Claude Code が1ターンで複数のツールを並列に呼ぶとき、そのうち1つが失敗すると、残りの無関係なコールまで一斉にキャンセルされることがあります(#22264)。さらに厄介なのは、空に見えた結果をモデルが「受け取った」と思い込み、受け取っていない出力を作文し、ときに言ってもいない指示まであなたの発言として書き込むことです(#63538)。このツールは、あなたのセッションログから巻き添えの規模と、その「結果」を語ったら捏造になるコールを洗い出します。

grep が単に何も見つけずに終了(正常な exit 1)しただけだった。なのにそれが、同じバッチの pwdecho hello ——失敗のしようがないコマンドまで——を巻き添えにキャンセルした。モデルは環境が壊れたと判断し、確かめてもいない結果を語り始めた。」(#64346 の事例より)

場所: ~/.claude/projects/<プロジェクト>/<セッションID>.jsonl(一番大きい・新しいファイルが直近のセッション)

このツールが「健全に」できること・できないこと

正直な範囲(信用は誇張しないことの上に立つので明記します):
できる: ハーネスが書き残す逐語のマーカー Cancelled: parallel tool call … errored が、ツール結果の本体になっているコールだけを数えます。ログの本文にその文字列が偶然含まれる場合(このページの説明文を実行結果に貼った等)は数えません
できない①: キャンセルされたコールが「本当は成功したはずか」までは分かりません。マーカー自体にその情報が無いからです。
できない②(捏造の確定): 巻き添えになったコールは挙げられますが、モデルがその結果を実際に作文したかは、後続の文章を人が読んで判断するしかありません。自然言語の真偽はツールには判定できないので、ここでは「捏造の候補」までを出します。
できない③(永久ロックの判定): 拡張思考のセッションが 400 thinking blocks cannot be modified で二度と開けなくなる変種(#63192 / #63147)は、署名の検証がブラウザの中ではできないため、このツールでは判定しません。その症状が出たセッションの救出拡張思考セッションの救出ツール を使ってください。
作者の注: 検出ロジックは #22264 / #63192 / #64346 の逐語のトランスクリプトの形式から作り、文字列形とリスト形の両方の結果で検証しました。ただし作者自身はこのバグを再現していないため、普遍の助言よりもあなた自身のログを信じてください。

巻き添えキャンセルを減らす当面の手立て

根本の修正(並列バッチの1件の失敗で全部を巻き添えにしない)は #22264 で5か月以上 OPEN のままです。利用者の側でできる緩和は、起票群で報告されている範囲では次のとおりです(断定でなく、報告されている回避策):
こうした「気づけない静かな事故」を、実行の手前で止める無料のフック集が cc-safe-setup です(rm -rf、強制 push、秘密の漏れ、壊れたデプロイを止める例を多数収録。npx cc-safe-setup ひとつで導入)。

「道具が成功と報告したのに、実際には失敗していた/結果が捏造されていた」型の事故を、実際の体験と防御の手順でまとめた読み物が Claude Code 事故防止ハンドブック(¥800・第2章まで無料)です。